フィリピンで現地法人設立 

1.最初はフィリピンからの技能実習生の皆様とのご縁から 

　自動車リサイクル業は３K職場と言われ、人が雇えずにいましたが、働き手の人材不足を補うために、10年前からフィリピンの技能実習生に来てもらい一緒に働くようになりました。家族で付き合ううちに、私たちにとってはなくてはならない存在になりましたが、彼らは実習期間が終了すると帰国しなければなりませんでした。 

2.フィリピンでのビジネス立上げの夢が芽生えた 

　技能実習生の皆さんと一緒に働くうちに、フィリピンで現地法人を設立してビジネスをしたいと思うようになりました。フィリピンは人口増加率も非常に高く、経済も高成長を記録しています。フィリピンの自動車市場では日本車の市場シェアが高く、自動車の中古部品のニーズも多くあると考えました。 

3.20件のアポを必死でこなして市場調査、「ビジネスとして行けそう」と確信

　フィリピンに現地法人を設立したいと言っても、何からどのように準備を開始したら良いかも分かりません。そこで、㈱ワールド・ビジネス・アソシエイツのコンサルタントに入っていただき、自社の体制準備のアドバイスのみならず、フィリピンの政治・経済・文化・技術などの環境調査もして頂き、現地法人設立に必要な詳細な段取りの計画を立てて頂きました。一緒に現地入りして、もう足が棒になるほど歩き回って、将来の競合相手や顧客になりそうな企業などに会って市場調査しましたね。おかげで２年後に、無事フィリピンに自動車部品卸売業のための販売会社を設立することができました。その後も順調に業績が伸び、大変感謝しています。 

■WBAコンサルより
　現地で苦労を共にさせていただいたのは本当にいい思い出です。今でもお付き合いを続けさせていただいており、我々WBAとしても、海外展開のプロとして冥利につきる成功例となりました。